元々、私は数年前から主にダイビング用途で高級コンパクトデジカメを使っていましたが、大きな一眼カメラには全くと言っていいほど興味がありませんでした。
そんな私が、2019年に色々と葛藤の末、SONYのフルサイズミラーレス一眼カメラであるα7Ⅲを購入しました。
それからはカメラにドハマりしてしまい、あんな写真やこんな写真が撮りたいという欲が止まらず、気づけばたった1年弱で7本もレンズを買っておりました(1本は売却済)。
自分自身の整理の為にも、カメラとレンズ(SONY Eマウント)の購入遍歴を振り返ってみたいと思います。
カメラ、レンズの購入リスト(2020年7月現在)
まずは、今まで購入した物をリストにまとめたいと思います。
売却してしまった物も含め、購入した順に記載していきます。
カメラ
- Powershot G16 (CANON)
- RX100M5A (SONY)
- α7Ⅲ (SONY)
高級コンデジ2台とフルサイズミラーレス一眼カメラ1台です。
レンズ
- SEL55F18Z [Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA] (SONY)
AF 24mm F2.8 FE (SAMYANG)⇒ 売却済み- 70mm F2.8 DG MACRO (SIGMA)
17-28mm F/2.8(A046) (TAMRON)⇒ 売却済み- SEL135F18GM [FE 135mm F1.8 GM] (SONY)
- SEL100400GM [FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS] (SONY)
- SEL50F14Z [Planar T* FE 50mm F1.4 ZA] (SONY)
- Batis 2.8/18 (Carl Zeiss)New! 2020年7月購入
- SEL24F14GM [FE 24mm F1.4 GM] (SONY)New! 2020年9月購入
以上です。広角域のレンズだけ迷走し続けております。
※ちなみに、数が増えてしまったレンズは下記のように保管しております。
カメラ、レンズの購入遍歴
次に、各レンズの購入経緯や簡単な感想等を年表形式でまとめてみました。
- 2015年7月Canon Powershot G16 購入
コンデジについては作例のリンクだけ貼っておきます。
- 2018年12月SONY RX100M5A 購入
一眼デビュー
- 2019年6月SONY α7ⅢとSEL55F18Z 購入
冒頭に述べましたα7Ⅲを購入するまでの葛藤についてはこちらにまとめております。
上記の葛藤の際、購入の決め手になった要素の一つが、コスパ抜群のレンズ"SEL55F18Z"の存在です。このレンズの詳細については下記リンクからどうぞ。
未だに使用率No.1、2のどちらかで大変気に入っています。世間の神レンズという評判は間違いないと私も思います。
ただ、このレンズのおかげなのかせいなのか、今後のレンズ選びのハードルが上がってしまった気がします。中々使ってみてテンションが上がるレンズに出会うのが難しくなってしまいました。
そして、満足するために、高額なレンズに手を出す確率が上がった気がして怖いです。
カメラを買う時は、暫くこの組み合わせ、単焦点レンズ1本でやっていくと心に決めていたはずだったんですけどね(笑)
このレンズに不満があったとかそういうわけでは全くなく、カメラを購入して翌月に旅行に行く予定があったので、どうしても広角のレンズが必要だと思い、気づいたら手ごろなレンズを探していました。
このレンズでの作例をまとめました。
- 2019年7月SAMYANG AF 24mm F2.8 FE 購入
かなり手頃な価格かつ、93gとメチャクチャ軽量なレンズです。
持ち運びやすく便利だったのですが、画質面では大満足とまではいきませんでした。と言っても、いい風景でしたら当然綺麗に写してくれますけどね。SEL55F18Zで感じた、被写体をより魅力的に見せてくれる程ではないなという印象でした。
当時の私のように、軽さ重視だったり、とりあえず広角のレンズが欲しいという方にはお勧めできるレンズだと思います。
※作例記事はこちら。
SAMYANG AF 24mm F2.8 FE - 2019年10月SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO (Art A018) 購入
SEL55F18Zの唯一といっていい弱点が、被写体に寄って撮れないというところです。
カメラにも大分慣れてきましたし、次にレンズを買うならSEL55F18Zでは絶対に撮れない世界を、ということで、目一杯寄って撮れるマクロレンズを購入しました。
このレンズはかなりお勧めです!
値段も手を出しやすい価格ですし、重さも570gと、今までのレンズと比べると重くなりますが、全然軽いほうです。
AFは遅いですが、普通に使えますので、あまり動かない被写体であれば通常の70mmの単焦点レンズとしても活躍してくれます。
何より画質が好みです。目で見たものをそのまま非常に精細に写してくれる印象です。この写りでこの価格はとてもコスパが良いと思います。
※作例記事はこちらです。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art A018このレンズを買ってから、徐々に重いレンズに抵抗がなくなっていったのと、撮れる写真の幅が増える楽しみを強く感じてしまったことで、怒涛の勢いでレンズを買ってしまうのでした。
- 2019年10月TAMRON 17-28mm F/2.8(A046) 購入
SAMYANG AF 24mm F2.8 FE 売却よりダイナミックに風景を撮りたいという思いが常々有り、24mmより更に画角の広い、超広角レンズが欲しいと思っておりました。
なので、情報収集だけはSAMYANG 24mmを買うときからしていて、もし買うならば第一候補はこちらのレンズと考えていました。
候補にした理由は以下のとおりです。
- 値段
- 重さ(420g)
- フィルター径とインナーズーム等の使い勝手の良さ
- ネット等でのレビューの評判の良さ
24mmの単焦点より圧倒的に便利そうだったので、いずれは24mmを売却して買い替えようと思っていました。ただ、先に望遠よりのレンズが欲しかったので、広角レンズは後回しにしようと考えていました。
ですが、この時期にTAMRONから私が持っている24mmと同じようなスペックのレンズが発表され、このままでは買取価格が下がってしまうのではという不安に駆られ、急遽売却して購入に至りました。
感想を一言で言うと、只々便利!
これに尽きます。様々な点がバランス良く、評判がいいのも納得です。
ただ、正直に言いますが、画質の点においては、私の好みでは無かったです。
上手く説明できなくて恐縮なのですが、単純に現像しようとRAWデータを見たときにテンションが上がらないんですよね・・・。かなり数値をいじらないと、自分のイメージとなかなか一致してくれない感覚があります。
まあ私の現像や撮り方が未熟なんでしょう。それをレンズのせいにしちゃってます。
こちらも作例感想記事を作りました。
TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDF(Model:A046) - 2019年11月SEL135F18GM 購入
上述したとおり、望遠レンズが欲しかったのに急遽17-28mmを購入してしまったのですが、だからといって望遠レンズ欲が収まるわけではありません(笑)
間髪入れずに購入してしまっています。
当初は動物や野鳥を撮りたくて、望遠レンズはずーっとSEL100400GMが欲しかったのですが、値段が高すぎてどうしても購入に踏み切れず、SEL135GMの価格だったら今買っても何とか大丈夫かなと思い完全に勢いで買ってしまいました。
135GMはα7Ⅲを買った頃、発売されたばかりの最新のGMレンズでしたが、当時の私は一番中途半端な焦点距離でまず買うことはないレンズだろう、と思っていました(笑)
購入を決めた理由は
- AF速度がメチャクチャ速いと評判
- 画質(解像度)も凄まじいと評判
- APS-Cクロップモードを使えば約200mmの焦点距離としても使える
- 重量950gなら片手でも撮れるのではないかと思いこむ
- 135mmF1.8のボケ量(被写体と距離を置いてもボケる絵が撮りたい)
こんなところですね。画角の使い勝手の心配以外は、完璧なレンズだと思っていました。
買ってみて、肝心の画角は犬や小さな子供には最適だと思いました。
ちょうどいい距離感で全身を写して撮ることができます。
心配だった画角が全く問題く、それ以外の要素は前評判どおりだったので、私にとって非常にお気に入りのレンズとなりました。
普段はSEL55F18Zかこのレンズを基本的に使っています。
また多少画角的に無理をしてでも、このレンズで撮りたくなる不思議な魅力があります。
値段は高いですが、個人的にはかなりお勧めできるレンズです。本当に弱点が無いと思います。
※作例記事作りました。べた褒めしています(笑)
- 2020年5月SEL100400GM および SEL50F14Z 購入
SEL100400GMについてはカメラ購入当初からずっと欲しかったレンズです。
元々動物好きなので、動物園や野鳥等の撮影で必須だろうと思いながら、レンズの値段の高さにずっと躊躇していました。
なので、以前北海道旅行に行った際に一度本レンズをレンタルして使用したことが有ります。
こんな写真を撮ることができました その時の使い心地も申し分なく、遅かれ早かれ買うことになるだろうと覚悟はしておりました。
SEL200600Gとどちらにするか最後まで迷いましたが、実際に使ってみて手持ちでも全く問題のなかったSEL100400GMと必要あればテレコン運用で、と決断しました。
※SEL100400GMで撮った写真をまとめました。
一方のSEL50F14Zの方は、元々気になっていたレンズではありましたが、完全に勢いで買ってしまいました(笑)
ネットで見かける写真の作例で、手が止まって見入ることが断トツで多いのがこのレンズでした。描写は現状一番好みのレンズです。
ですが、私は似たようなレンズのSEL55F18Zを既に所有していましたので、その事実に対して見て見ぬふりをしていました。
それが、何故かSEL100400GMを買う勢いそのままに、今まで我慢していたものが爆発し、まさかの同日購入をしてしまいました。
SEL55F18Zを所有しながら何故このレンズを買ったのか、2本の比較や感想等、別途詳細をいずれまとめていこうと思います。
比較できるよう、とにかく今は使い倒していきます!
終わりに
以上が、2019年~2020年上半期にかけてに購入したレンズ達です。
完全に病気ですね(笑)
一応、超広角~超望遠までレンズが揃ってきましたので、流石にしばらくレンズ購入するつもりはありません。
ですが、まだ欲しいレンズはあります。
ずっと頭をよぎっているのが、超広角レンズの買換えですね。
SIGMAの70mmマクロを気に入っているので、SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNが気になっております。
今所有しているTAMRONの17-28mmより更に広角での撮影ができますし、画質的にもより自分の好みになりそうかなと想像しちゃっています。懸念点はフィルターを角型フィルターにしなければいけなさそうな点ですね。また出費が重なります。
なお重量が重くなることは今や全く気にしていません(笑)
というわけでまだまだレンズ買ってくことになりそうです。購入出来たらできるだけ作例等あげるようにしていけたらと思っております。
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