【α1 α7Ⅲ】LightroomでのRAW読み込み時の初期プリセット設定について検証【α9 α7SⅡ】

LightroomのRaw初期設定検証サムネイルHow to
How to

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SONYのα1というミラーレス一眼カメラを1年以上使ってきましたが、使いながらずっと心の中で思っていたことがありました。

それが、RAW撮影時のサムネでは綺麗に色が出ているのに、Lightroomに取り込むと全然色が出ていない、また被写体が予想以上に暗くなってしまう、と感じる写真が多いというものでした。

特に、紫やピンク色の夕焼け空を撮影する場面でいつも感じていました。

※RAW読み込み時の設定は変更せず、「Adobe初期設定(Adobeカラー)」で取り込んだ時の感想です。

そんなモヤモヤが、α1以前に使用していたα7Ⅲの時に試して気に入らなかった設定を再度試したところ完全に解消されましたので、周知の設定かとは思いますが、その設定を毛嫌いしていた理由も含めて紹介したいと思います。

また、折角なので友人が所有しているα9とα7SⅡのデータも借りて検証してみました。

普段から様々なプリセットを適用されている方には意味がないかもしれませんが、私のようにプリセットはあまり活用せず、主に現像パラメーターだけを変更して現像していく、という方には有用かと思います。

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RAW読み込み時の初期設定を「カメラ設定」に変更する

やることは非常に簡単です。LightroomでのRAW読み込み時の初期プリセットの設定を「Adobe標準」から「カメラ設定」に変更するだけです。

iPad版のLightroomの画面で説明します。

iPad版LightroomのRaw初期設定画面
①右上の「…」から「アプリ設定」を選択

右上の「…」をタップし、「アプリ設定」を選択します。

iPad版LightroomのRaw初期設定画面
②「Raw初期設定」の項目から「カメラ設定」を選択

アプリ設定を開くと、「Raw初期設定」という項目があるので、その中の「カメラ設定」を選択するだけです。

非常に簡単ですね。
これにより、RAWデータの現像スタート地点がカメラ本体上で確認できるサムネと同じような状態になるので、個人的には撮影時と現像時のイメージに一貫性が持てて、現像の仕上がりイメージが掴みやすくなります。

なお、デスクトップ版のLightroomでも「環境設定」から読み込み時の設定をすることができます。

ちなみに"Lightroom"ではなく"Lightroom Classic"では、自分のカメラ機種ごとに初期プリセットを設定しておくことができるなど、より細かく便利に設定することができます。

ただ、自分は下記記事で述べているように、RAWの元データを極力Adobeのクラウドで共有しておきたいという思いがありますので、"Lightroom Classic"で画像を取り込むことは基本的にしていません。

α7Ⅲでは「カメラ設定」だと諧調が破綻しやすい

この初期設定で「カメラ設定」を適用できるようになったのは、確か2020年頃(その時はSONYのα7Ⅲを使用)だったかと思います。

自分もこの機能が追加された当時に即試してみたのですが、「Adobe初期設定」と比べて明らかに空のグラデーション等の階調がおかしくなる、という印象を受けましたので、その後は設定を元に戻して「Adobe初期設定」の状態で現在まで使ってきたという経緯があります。

なので、まずは当時感じたα7Ⅲでの違和感を再確認してみたいと思います。

1例目

α7ⅢのAdobeカラー例
α7Ⅲ例① Adobe初期設定(Adobeカラー)

まず一例目、夕焼けの写真です。
上が「Adobe初期設定」(適用されているプリセット名は「Adobeカラー」)の写真です。

Lightroomに取り込んだだけで、現像パラメーターは一切弄っておりません。

次に同条件で「カメラ設定」(適用プリセット名は「カメラ標準」)に変更した写真です。
特に空のグラデーションにご注目ください。

α7Ⅲのカメラ標準プロファイル例
α7Ⅲ例① カメラ設定(カメラ標準)

こちらの方が、グラデーションが若干不自然かつオレンジ色と青色の空の間の明るい部分に灰色の不自然な線が長く横切っているのが明らかに見受けられるかと思います。

写真を縦に切り取って2枚を並べてみます。

α7Ⅲのカメラ標準とAdobeカラーの比較
左:Adobeカラー 右:カメラ標準

並べて見比べるとより違いがはっきりとわかるかと思います。

なお色味は「Adobeカラー」では緑がかってしまう=マゼンタ系の色が出づらいことが多い印象です(後程紹介するα1の例では特に顕著な印象です)。

2例目

次に、より「カメラ標準」でグラデーションが怪しかった例を紹介したいと思います。

α7ⅢのAdobeカラー例
α7Ⅲ例② Adobe初期設定(Adobeカラー)

違いはありませんが、今度は朝焼けの写真です。先ほどと同じで、上が「Adobeカラー」です。

次に「カメラ標準」の写真です。

α7Ⅲのカメラ標準プロファイル例
α7Ⅲ例② カメラ設定(カメラ標準)

どうですかね。「カメラ標準」の方は明らかに空の色合いが破綻して、明確に不自然な線が入っている(トーンジャンプしている)のがわかるのではないでしょうか。

ちなみに、今思い返すとα7Ⅲのカメラ本体上で撮った写真(RAWのサムネイル)を確認した際も、このようにグラデーションが飛んでいることが多かったように思います(サムネ=カメラ標準の見た目と同等かと思うので当然と言えば当然ですが)。

当時はカメラの液晶画面の質のせいでデータを表示しきれていないのかな、なんて考えてあまり気にせずにいましたが、こう見るとα7Ⅲ標準でのRAW現像がおかしいのかなと思いました。

今回の例も縦に切り出して並べて比較します。

α7Ⅲのカメラ標準とAdobeカラーの比較
左:Adobeカラー 右:カメラ標準

よく見ると今回の例でも、「カメラ標準」の方はオレンジと青の境目付近に灰色で空を横切った線が見えますね。
比較しないで「カメラ標準」の方だけ見ると雲かなと思ってしまいそうですが、並べてみると明らかに不自然ですね。

3例目

もう一例見てみます。これはどちらも悩ましいと感じた例です。

α7ⅢのAdobeカラー例
α7Ⅲ例③ Adobe初期設定(Adobeカラー)

少し日が昇って明るくなってきた流氷の写真です。

「カメラ標準」の写真がこちら。

α7Ⅲのカメラ標準プロファイル例
α7Ⅲ例③ カメラ設定(カメラ標準)

まず、「カメラ標準」の太陽光の縁取りは見るからに不自然で、個人的にはその時点で無しです。

ですが、流氷が沈んでいる浅い海水の独特な翠色の雰囲気は圧倒的に「カメラ標準」の方が、実物を見た時の印象に近く写しているなと感じてしまうのです。

「Adobeカラー」では味気無さすぎます。カラーミキサー等で特定の色ごとに色相等を弄らなければイメージ通りにはならなそうな感じがします。

まあそれでも空の違和感から自分だったら「Adobeカラー」を選ぶかなと思います。

こんな感じでα7Ⅲの「カメラ標準」プリセットは不自然で使い物にならないと思っています。

※現像前でこの状態なので、例えばここからハイライトをマイナスに振ったりすると、諧調の破綻はより顕著になり収拾がつかなくなり、自分のイメージ通りに現像することが非常に難しいです。

このような経験を以前していて(また今回改めて駄目だなということも実感できました)、それ以降はRaw読み込み時の初期設定を変更することを避けていたのです。

ですが、今回α1等でも設定を試してみた結果、「カメラ標準」で画像がおかしくなるのはα7Ⅲだけということを自分の中で納得することができました。

α1での初期設定比較

ということで、α1の写真でも同様に比較していきたいと思います。

冒頭でも述べましたが、結論を先に言うと、α1では「Adobeカラー」が色も出ず、被写体もやたら暗くて使えない、というα7Ⅲと真逆の結果になっています。

全部で4例用意しました。

1例目 ピンク~赤系の空の色が出ない例

では1例目です。

α1例① Adobe初期設定(Adobeカラー)

一応、淡いピンクから赤みがかった夕焼け空を飛ぶオオタカを撮った写真です。
これだけ見ると空の色が綺麗だったということは一切伝わらないですよね(笑)

次に「カメラ設定」(α1では適用プリセット名は「カメラST(恐らくスタンダードの略)」)の写真です。

余談ですが、SONYのミラーレス一眼カメラでは、α7SⅢ以降に発売されている機種(α7Cは除く)に「クリエイティブルック」という、従来の「クリエイティブスタイル」から新しく生まれ変わった、Jpegでの撮影時等に適用できるプリセットが搭載されています

※自分はJpegで撮らないのでルックを変更したことないですが、RAWのサムネにも影響有ると思います。

それに伴い、α7Ⅲとα1では適用プリセット名が若干異なっています。

α1のカメラ標準プロファイル例
α1例① カメラ設定(カメラST)

これなら空が色づいていたということがわかるのではないでしょうか。

実際に肉眼で見ていた時のイメージもこのような色合いに近い感じです。
空に色づきがあったからこそ被写体が遠くてもシャッターを切った場面だったと記憶しています。

確かどこかの開発者インタビューみたいなのでα1はJpegでも特に夕焼けの色合いの表現に拘っている、といったような記事を見たような記憶がありまして、そのとおりRAWのサムネでもホワイトバランスオートで撮っても直接見たイメージに近しい色合いで撮れる事が多い印象なんですよね。

2枚を並べて見てみます。

α1のカメラ標準とAdobeカラーの比較
左:Adobeカラー 右:カメラST

一目瞭然ですよね。本当にこの違いに1年弱悩まされ続けてきました。

Adobeカラーのほうから現像してカメラSTの色合いに近づけようにも、ただ彩度を上げたり、カラーの色かぶり補正を+(マゼンタ寄りにさせる)に振ったりするだけでは、画面全体が彩度上がりすぎたりマゼンタがかっちゃったりと、部分補正等もして一々手間をかけていかないと自分の腕ではなかなか思い通りのイメージになってくれないんですよね。

2例目 被写体が必要以上に暗く写る

次の例をお見せします。

冒頭のサムネ画像と同じですが、被写体が想定以上に暗く潰れ気味になってしまうと思った場面です。

α1のAdobeカラー例
α1例② Adobe初期設定(Adobeカラー)

日の出を背景に流氷上のオオワシとオジロワシを写した場面です。

太陽自体は流石に仕方が無いものの、極力空が白飛びしないようアンダー目に、ただし被写体が暗すぎて黒潰れし、シャドウを持ち上げても復元できないということは避けたいという思いで撮っています。

次に「カメラST」設定での画像です。

α1のカメラ標準プロファイル例
α1例② カメラ設定(カメラST)

この画像単体では違いがわかりづらいかもしれませんが、よく見ると被写体の様子(左のオジロワシの胸当たりの模様や右のオオワシの瞳等)が若干見えるようになっていませんかね。

このページのサムネにもしている2枚を並べた写真を見てみます。

LightroomのRaw初期設定検証サムネイル
左:Adobeカラー 右:カメラST

やはりオジロワシの胴体の部分が違いがわかりやすいでしょうか。

また、本筋からは逸れますが、氷や空の色合いにも結構な違いがありますね。
やはり淡いピンクの色合いが「Adobeカラー」では消えてしまっている印象です。

3例目 被写体が暗く写る その②

次は、先ほどの様に意識してアンダー目で撮ったつもりではない場合でも、それでも被写体が僅かに暗いなと感じる例を紹介します。

α1のAdobeカラー例
α1例③ Adobe初期設定(Adobeカラー)

至近距離を飛んでくれたアオサギです。トリミングはしていない距離だったかと思います。

現像に大きな支障が出る暗さではないのですが、やはり思ってたよりは暗いなと思ってしまうんですよね。

本当に僅かな差ではありますが、「カメラST」ではこんな感じです。

α1のカメラ標準プロファイル例
α1例② カメラ設定(カメラST)

こちらの方がほんの少し明るい印象を受けませんかね。

極僅かな違いな気もしますが、沢山の写真を撮ってきて、現像しようとする度に撮った時のイメージと少し違うなと感じてしまうことが、少しずつストレスとなって積み重なってきます。

2枚並べたものがこちらです。

α1のカメラ標準とAdobeカラーの比較
左:Adobeカラー 右:カメラST

並べると印象の違いが伝わりますでしょうか。

ただ、こうして見ると被写体の明るさの違いというよりも、「Adobeカラー」の全体的にくすんだ色の印象が一層暗く感じさせているようにも思えます。

実際に空の色、嘴のピンク色、瞳の色の濃さ等違いから左の方は顔色悪く見えますよね(笑)

こんな感じでα1のRAWデータを「Adobe初期設定」で読み込むと、撮影時や撮影直後にカメラで確認したときと比べて、「こんなに暗く撮ってたっけ?」と思ってしまうことが多かったんです。

※実際、以下のα1のレビュー記事にて、思ったより暗く写る場面が多く露出プラス補正で撮るケースが増えたと述べていましたが、今回のことが結構影響していそうだなと思いました。

4例目 カメラ標準でマゼンタが強く出る例

4例目では、「カメラ設定」だけが必ずしも正解ではないという意味で、逆に「カメラ設定」だとマゼンタ被り気味かなと思った例も紹介しておきます。

今回の例は元々縦構図の写真なので、最初から一枚にまとめた写真のみをお見せします。

α1のカメラ標準とAdobeカラーの比較
左:Adobeカラー 右:カメラST

左が「Adobeカラー」、右が「カメラST」の写真です。

実際の景色は複雑な色合いをしていた印象もあるので、左の方の色合いでは物足りなさもあるのですが、それでも右の方はちょっとマゼンタよりすぎるかなという印象を受けます。

後は地面の雪の中央部分が太陽光を反射し光っていて綺麗だったのですが、その観点でも左の方が雪原の光っている箇所とそれ以外の部分の明暗差がはっきりとしていて、より印象的な状態から現像を始められそうだなという印象を受けました。

まあ、このように感じた例もあるよという紹介でした。

後からプリセット変更することも非常に簡単(初心者向け説明)

ちなみに当然ではありますが、今まで違うRaw初期設定で読み込んでしまった写真にも、後から違うプリセットを充てるということも非常に簡単にできます。

またiPad版のLightroomの画面でプリセットとプロファイル2通りの変更方法を説明します。

iPad版LightroomのRaw初期設定画面
右端のプリセット項目からの変更

一つ目は画面右端のアイコン群の円が二つ重なったようなアイコンを選択してプリセットを変更する方法です。

アイコンを選択すると、プリセットがジャンルごとに仕訳けられていますので、「基本」項目内の「初期設定」を選択すると上の写真の様なリストが出てきますので、その中の「カメラ設定」に変更すると、今まで説明してきた「カメラ標準(カメラST)」と同じ結果になります。

プリセットを変更すると、現像済みの画像も全てパラメーターがリセットされてしまいます。

現像済みの弄った項目を残したままベースだけを変更したい場合は、次に紹介するプロファイルの変更をお勧めします。

もう一つは先ほどの円が重なったアイコンの一つ上を選択して、通常の現像画面からプロファイルの「参照」を開くと「カメラマッチング」という項目があるので、その中から「カメラST」(α7Ⅲでは「カメラ標準」)等を選んで適用することができます。

iPad版LightroomのRaw初期設定画面
プロファイルの参照からの変更

なお、上の画像に出ているように、カメラマッチング内には前述した「クリエイティブルック」の他の設定も適用することができます。

また、1枚プロファイルを変更したら、右上の「…」から「設定をコピー」を選び、コピーする項目の「プロファイル」のみにチェックを入れてコピーすることで、別の画像を一括選択して他の現像状態に影響を及ぼさずにプロファイルの変更だけをまとめて貼り付けることができます。

α9での初期設定比較

最後はおまけとして自分が所有していない別のカメラでの「Adobeカラー」と「カメラ標準」の違いを見ていきたいと思います。

まずはα9で撮られた写真です。

今までと同じ流れでまずは「Adobeカラー」から。

α9のAdobeカラー例
α9例① Adobe初期設定(Adobeカラー)

続いて「カメラ標準」の写真です。

α9のカメラ標準プロファイル例
α9例① カメラ設定(カメラ標準)

α1、α7Ⅲの時と比較すると、各プリセットでの差が驚くほど少ない印象です。
空の色合いはあまり変わらず、被写体の暗さと流氷の色合いが若干異なる印象でしょうか。

もう一例見てみましょう。

α9のAdobeカラー例
α9例② Adobe初期設定(Adobeカラー)
α9のカメラ標準プロファイル例
α9例② カメラ設定(カメラ標準)

この例だと結構空も流氷の色合いも違って見えるのではないでしょうか。

α1と似たような傾向ですかね。「カメラ標準」の方がマゼンタがかっており、空の明暗のグラデーションは「カメラ標準」の方が繊細で個人的には好みです。

とりあえず、α7Ⅲのような階調の破綻は無さそうです(笑)

α7SⅡでの初期設定比較

続いてα7SⅡのデータも見ていきたいと思います。

なお、α7Sシリーズは低画素機故に画素ピッチが大きく、より階調豊かな写真が撮れそうな印象を勝手に持っています。

α7SⅡのAdobeカラー例
α7SⅡ例① Adobe初期設定(Adobeカラー)
α7SⅡのカメラ標準プロファイル例
α7SⅡ例① カメラ設定(カメラ標準)

「カメラ標準」の方が青みは強い(ただし、空の緑色部分は「カメラ標準」でもしっかりと出ていると思います)ですが、個人的にはα7SⅡが一番各プリセットによる差が少ないかなという印象を受けました。

ただこの例はよくよく見ると、「カメラ標準」の方の空のグラデーションはちょっと怪しいかもしれませんね。

もう一例見て見みましょう。

α7SⅡのAdobeカラー例
α7SⅡ例② Adobe初期設定(Adobeカラー)
α7SⅡのカメラ標準プロファイル例
α7SⅡ例② カメラ標準

相変わらず「Adobeカラー」は全体が緑がかっているものの、パッと見ではそれ以外の差は少なそうかなとも思えました。
ただ、現像パラメーターを変更して見ると、「カメラ標準」の方がより空の複雑な色合いを出しているようにも見えましたので、ハイライトを-100に振ってみた画像も参考に貼っておきます。

α7SⅡのAdobeカラーでハイライト-100にした例
α7SⅡ例② Adobe初期設定(Adobeカラー) ハイライト-100
α7SⅡのカメラ標準プロファイルでハイライト-100にした例
α7SⅡ例② カメラ標準 ハイライト-100

どうですかね。
個人的に感じたのは、「Adobeカラー」の方が全体が緑がかっているにもかかわらず、ハイライトを-100にすると、「カメラ標準」の方が空の青とオレンジの中間層の緑色の部分が濃く出ているように見え、写真全体の色彩がより豊かに見えるというものでした。

少ない例ですが、やはり7Sシリーズはより階調豊かに写してくれるのかなと思いました。

終わりに

検証は以上となります。いかがでしたでしょうか。

個人的な感想をまとめますと、

  • α1では絶対に「カメラ標準」
  • α7Ⅲでは絶対に「Adobe標準設定」
  • α9、α7SⅡはどちらでも問題無さそうだが、基本的には「カメラ標準」

こんな感じです。

要はα7Ⅲの「カメラ標準」だけが異常におかしいということなのかなと。

それが確認できただけで、個人的に良い検証だったなと思いました。

少しでも参考になれば幸いです。

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