SONYの超広角レンズ"SEL1224GM"のレビューページでは、作例が多くて用意した姫路城関連の写真が収まりきらなかったので、こちらのページにまとめたいと思います。
※SEL1224GMのレビューページはこちら。
別の用事があって、ついでに寄った姫路城でしたので、装備は少なくレンズ1本で臨むこととなりました。折角なので、実際の見た目通りの姿は無視して、超広角レンズのパースを活かして、変形させまくって楽しもうという趣旨で撮ってきました。
作例
大天守方面
お城に近づいてすぐに石垣を登る猫を発見したので、櫓まで含めて猫を撮りました。
わかりやすく猫だけかなり誇張させて明るくしてます。
レンズレビューページでも採用した結構気に入っている1枚。
狭間の奥に見える木を写しつつ、狭間が奥に連なっている様子を一枚に収めました。
石垣の麓から櫓を見上げて撮影。
今回の基本戦術は最接近して見上げて撮るです(笑)
斜光が綺麗で撮った一枚です。
撮った時間は10:30くらいでした。
これも割と気に入っている一枚で、色々な方向から飛び出ている屋根の中間から見上げて空を撮った写真です。
天気に恵まれましたね。
天守閣内部に突入。
内部でも色々写真を撮っていましたが、今回採用したのはこれ1枚だけです。
外に出て再び石垣と屋根の組み合わせです。
前の写真から左を向いて、出てきた門の上部を中心に撮影。
石垣に挟まれて押しつぶされてる感じが印象的でした。
天守閣の内部を抜けると、天守閣が撮影しやすい方面に出ることができます。
天守閣へ至る道、という感じで通路を含めて撮りました。
通路に落ちる影も隙間を良い感じに埋めてくれました。
先ほどの通路を下るとこの広場に出ます。
ここは平日で人が少なくて良かったなと思いました。
特に良い案が浮かばず、一応普通に正面から撮っておきました。
撮った場所の後方に松の木とかもあったので、前景にしてみたりしましたが、パッとしなかったので没です。
これも好きな写真で、広場の端っこで石垣の上から街並みを撮りました。
先ほどの石垣から1段下りた場所ですかね。
ここで撮ろうかなと思っている内に、雲の隙間から太陽が良い感じで出てきて石垣を照らし始めたので慌てて撮った記憶があります。
また狭間です。
ここも奥の景色が良く見えたので、それを中心に据えて撮りました。
そしてもう少し後ろに下がって撮ってみると・・・。
こんな感じです。
窓の大きさや高さが全部バラバラで面白いなと思いました。
そんな様子もわかるので、個人的には引いて撮ったやつの方が好きかなと思ってます。
石垣の角っこにカラスが止まったので、屋根で囲うようにして撮りました。
カラスを中央にして撮ったのですが、右側がほぼ無駄かなと思いましたので、左に寄せて正方形にトリミングしちゃいました。
大分したまで下りてきて、石垣上部の返しが凄い部分を超広角で更に強調するように撮りました。
超広角レンズの特性を活かせたかなと思って満足した1枚です。
百間廊下(西の丸)
次に天守閣の方から離れて西の丸の百間廊下という所へ行きました。
超広角は斜めに撮りたくなってしまう。
少し先に進んで、今度は正対して撮りました。
かなり狭い階段。
また斜めに撮ってます。
百間廊下の窓から見えた天守閣です。
ここは余計なものが写らず良い場所だなと思いました。
ただ24mmより広くすると窓付近の物が入り込んじゃった気がします。
期間限定だったか忘れちゃいましたけど、百間廊下の最奥に着物等が展示されている部屋がありました。
ライトや金の襖など豪華な感じでした。
写真を見返した所、展示されている着物とかは全く撮っていませんでした(笑)
好古園
姫路城を出て、隣接する好古園という日本庭園にも行きました(姫路城との入場共通券が売っています)。
入ってすぐの川です。
ここだけはもう少し焦点距離の長いレンズも欲しいなと思ったような気がします。
渡り廊下に影が落ちている間に撮った一枚。
明暗差と渡り廊下の直線が途中からアーチになっている感じなんかが好きです。
庭園の大きな池。
鯉のタイミングが悪くて見切れちゃっているのですが、この後風が吹いて水面が波打ってしまい結局これしか撮れませんでした。
こちらは小さな池。
横から差し込んでくる光が綺麗だなというのと、目立っている白い鯉が収まりの良い場所に来るのを待ち構えて撮りました。
気に入っています。
これは参考写真として。
こんな感じの屋根付きのベンチみたいのがあるのですが、これをベンチ側から12mmの超広角で撮ると・・・
こんな感じでベンチと屋根を僅かに含めながら周辺の光景を写すことができます。
これだけ広く写るよという参考として選びました。
これは別の場所のベンチです。
こちらは写真としても収まりが良くて気に入っている1枚です。
ここから更に見上げて屋根だけを写した写真も非常に気に入っています。
なんか規則的に枠組みが広がっていく感じが見ていて気持ちいいんですよね。
このベンチを撮っている時が一番テンション上がっていたかもしれません。
最後は広角レンズ定番の竹林です。
ここの竹は細くて高さもあまりなかったので、縦ではなく横構図で撮っていました。
終わりに
作例は以上です。
いかがでしたでしょうか。
やっぱりズームレンズは便利ですね。
そしてこのレンズだと写りも文句無しなので、単焦点で撮っておけばよかったという後悔も生まれてこないのが精神的に凄く良いです。
このレンズ1本だけだと、望遠端が24mmというのが心許無いと思うかもしれませんが、α1の場合はAPS-Cクロップを使っても約2100万画素残って十分使えますし、それでも不安なら小型な55mmの単焦点レンズ"SEL55F18Z"だけ追加で持ち歩いたりすれば全然良いかなと思いました。
レンズ検討等の参考になれば幸いです。
※今回の使用機材はこちら。
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