【ドライボックス】レンズ5本を寝かせて置ける収納ボックスのご紹介【カビ対策】

ドライボックスに収納したレンズ群 機材紹介
機材紹介

◆当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

この記事作成時点で既に7月中旬ですが、まだ梅雨が明けず、雨の日が続いております。

梅雨時に気になるのが、レンズのカビ対策ではないでしょうか。

私が初めてレンズ交換式カメラを購入してから1年が経過しましたが、その間に気づいたらレンズ6本を所有しておりました。

レンズが増えるに従って、収納方法も少し変わってきましたので、この機会にご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

カメラ購入当初の収納方法(一眼カメラ+レンズ1~4本)

カメラ+レンズ1本+コンデジ2台

初めて一眼カメラを購入した時が梅雨時で、購入時にカメラやレンズに対する注意事項も色々と調べていたので、その際に、ちゃんと保管していないとカメラや特にレンズにカビが生えることがあるということも知りました。

私が購入したカメラはSONYのフルサイズミラーレス一眼カメラの"α7Ⅲ"で、レンズが"SEL55F18Z"という物でした。

sel55f18とa73を斜めから撮影
α7ⅢとSEL55F18Z

上記の写真の組み合わせです。大きさの比較対象が無くてわかりづらく恐縮ですが、基本的にはこのようにレンズを付けっぱなしで収納することを考えていました。

また、以前から所有していたコンデジ2台(Canonの"Powershot G16"とSONYの"RX100M5A")も折角なので一緒に収納したいと思っていました。

canonのpowershot G16
G16

rx100m5aを斜めから撮影
RX100M5A

最初はこれらを収納できて、かつできるだけ嵩張らない収納ボックスを探しました。

勿論、気密性が良く湿気を抑えられる物が大前提です。

そこで選んだのがこちら。

ナカバヤシキャパティドライボックス8l
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 8L

ナカバヤシの"キャパティ ドライボックス " のグレー色です。

様々なサイズが売られていますが、一番小さな8Lの物を選びました。

カメラ用としても謳われている商品ですし、初めから湿度計が付属しているのが有難いです。

また、同じ幅と奥行の商品であれば、ボックス同士を重ねることができますので、買い増しした場合も便利です。

高さが結構有り、空間上部にトレイが有ります。

ナカバヤシキャパティドライボックス8l俯瞰
右側が上部トレイ

このトレイに小物や除湿剤等も置け、トレイ自体は引っかかっているだけで簡単に取り外しもできますので、使い勝手は悪くないです。

収納例はこんな感じです。

ナカバヤシキャパティドライボックス8lにα7Ⅲ収納例
α7ⅢとG16
ナカバヤシキャパティドライボックス8l中蓋取り外したところ
RX100M5AとG16

1台は撮影に使用しているのでカメラ3台を収納している写真はありませんが、容易に3台収納できるのがおわかりいただけるかと思います。

ドライボックスに直接カメラを仕舞うと、持ち運ぶ時にカメラが動いてしまったり、また出し入れする度にコツコツとぶつかる感じが気になりましたので、底部には"カメラざぶとん"という物のMサイズを2枚敷いております。

※ざぶとんは様々な柄が販売されています。また撮影時に持ち出すのも便利そうです(むしろ本来はそういう用途の製品だと思います)。

これに、下記の防カビ剤と2種類の除湿剤を入れております。

個人的な感想ですが、除湿剤はKenkoの製品のほうが即効性があるように感じました。

ハクバのは一つ入れておくだけではなかなか湿度計に変化が見られず、効果あるのかな?と不安に思ってしまいます。

ただし、入れて数か月後には交換目安となる、除湿剤が膨らみ固まっている状態になっているので、吸湿はしてくれているのだと思って使い続けております。

これらの除湿剤を、湿度計の表示が"40~60%"の範囲に収まるように適当な数入れております(大体パッケージ記載の推奨数では物足りず多めに入れています)。

防カビ剤は1年間持つと記載されていますので、1ボックスに1つ入れています(できるだけボックスの上の方に配置すると良いそうです)。

長持ちするのでまとめ買いする必要は無いと思いますが、交換時期を忘れないようにだけ注意が必要です。

レンズ3本追加

初めての一眼カメラ購入から数か月後、気づけばあっという間に3本のレンズが増えていました。

sigma 70mm macroの側面スイッチ類
SIGMA 70mm MACRO
tamron17-28mm a046
TAMRON 17-28mm(A046)
SEL135F18GMスイッチ面
SEL135F18GM

全て、最初のレンズSEL55F18Zよりもだいぶ大きく、重量もあるレンズ達です。

特に135GMは太さもあり結構嵩張ります。

これらを収納するために、同じドライボックスをもう1つ購入しました。

太さのバランスで、"SEL55F18ZとSEL135F18GM""70mm macroと17-28mm"という組み合わせであれば、ドライボックスに綺麗に収めることができます(いずれかのレンズには、カメラ本体を取り付けたままの状態です)。

そして空いているスペースにコンデジを入れておくことで、ギリギリでしたが、2つのドライボックスに全ての機材を収納することができていました。

現在の収納方法(レンズ5本)

数か月後、更にレンズを2本買い足してしましました。

それも1本は過去最大の大きさのレンズです。

SEL100400GMとSEL50F14Z横構図
SEL100400GMとSEL50F14Z

左の望遠ズームレンズのでかさに目が行きますが、地味に右側のレンズもなかなかの大きさです。

今までと同じドライボックスを買い足すことも考えたのですが、

  • 今までのボックスでは、SEL100400GMを1本収納するだけで一杯になってしまいそう
  • ボックスの上部トレイは便利ではあるが、無駄なスペースが多く、重ねると嵩張る
  • できるだけ1つのボックスに集約できた方が、レンズの出し入れが楽になる

以上のことから、以前よりも平たく大きなボックスを探すことにしました。

そこで選んだのがこちらです。

アスベルのキッチンボックス「ウィル」のNF50というサイズの物です。

カメラ用とは謳っていませんが、食品保管用ですので気密性はしっかりしているのではと思います。

底部には衝撃緩和用に下記のウレタンフォームを敷きました。

柔らかくて押せば潰れるので、無理やり詰め込めばカットすること無く買ったままのサイズでもボックスに敷き詰めることはできました(ナカバヤシのボックスの写真内、オレンジ色のざぶとんの様に側面にまで折れ曲がってせり出す感じになります)。

最初はカットするのが面倒だったのでそのまま使っていましたが、不格好なのと、側面にせり出す分内寸が狭くなり使い勝手が悪かったので、結局はカットして使っています。

なお、カットした端材をレンズの間に置くことで間仕切りになり、より便利になりました。

実際に収納した写真がこちら。

ドライボックスに収納したレンズ群
レンズ5本収納可能

収納レンズは、左上から時計回りに

  • SEL135F18GM
  • SEL50F14Z
  • SEL100400GM
  • Zeiss Batis 2.8/18
  • SEL55F18Z

以上のレンズが入っています。

この写真撮影時には、先ほどご紹介した"TAMRON 17-28mm"を売却し、"Batis 2.8/18"に買い替えてしまっております。

17-28mmよりBatisのほうがレンズは短いですが太く、このボックスへの収納時にはBatisのほうが嵩張っています。

なので17-28mmの時の方が余裕を持って収納できていました。

レンズは全部で6本所有していますので、ここに入っていない1本はカメラに取付けて、以前使用していたナカバヤシのボックスに入れています(コンデジ2台も旧ボックスに保管しています)。

※ただし、基本的にカメラは数日に一回は使用していますので、一々ボックスにしまわず出しっぱなしにしていることが多いのが実情です。

冒頭の写真と同じですが、別アングルからの収納写真がこちらです。

ドライボックスに収納したレンズ群
レンズ収納写真②

SEL135F18GMのレンズフードは非常に嵩張るので外して別で保管していますが、それ以外のレンズはレンズフードを逆付けした状態でも保管できています。

SEL100400GMに至っては、三脚座も付けたまま収納できています。

煩わしさをできるだけ軽減し、出し入れしやすくすることが日常使いには重要かなと思っておりますのでこの点は結構重要だと感じます。

一点だけ、このボックスには湿度計が付いておりませんので、別途湿度計を購入しました。

温度湿度計
デジタル温湿度計。シンプルで見やすいです。
温度湿度計の裏側
デジタル温湿度計裏側。自立します。

ThermoProというところのデジタル温湿度計です。中国メーカーですかね。

できるだけシンプルで小型の物を選びました。

メーカーの信ぴょう性はわかりませんが、ボックスの蓋を開閉する度に、湿度が数パーセント上下していますので、ちゃんと計測してくれていると信じています。

ブロアーと温度湿度計
ブロアーとの大きさ比較

ブロアーと比較してもこんなに小さいです。

このブロアー自体も小型の方ですが、それよりも小さいです。

余談ですがこのブロアー、VSGO(ヴィスゴ)というメーカーの物で、ブロアーとしては高価ですが肌触りも良く、カウンターバランスで常に自立もしてくれて、ノズルも柔らかく風量も十分とかなり気に入っております。

話が脱線してしまいましたが、湿度計をボックスに入れた写真がこちらです。

ドライボックスと温度湿度計を横から見た写真
キッチンボックス収納例側面から

このような感じで湿度を管理・把握しております。

またこの写真から、ウレタンフォームの厚さや、ボックスの高さがレンズを収納するには絶妙な高さであることが伝わるのではないでしょうか。

私の用途には非常にマッチした大きさで、現状は大変気に入っております。

ちなみに、こちらのボックスでは、蓋の裏側にテープで防カビ剤を固定、除湿剤は写真の通り適当な数をレンズの隙間に敷き詰めて使っております。

今後レンズが増えた場合は

以上が、私のレンズ収納方法・カビ対策になります。

現状は無駄なく収納できていて満足しておりますが、問題は今後レンズが増えた時ですね。

現状でもカメラ本体は一つのボックスに一緒に収め切れていませんし、レンズが1本でも増えたら、また新たに対策を考える必要があることは目に見えています。

そして、既に次に欲しいレンズは大分はっきりと頭に浮かんでおり、今後レンズが増えることは間違いなくあるでしょう(笑)

その時は、今の所はドライボックスではなくしっかりとした防湿庫を買おうかなと考えております。

防湿庫の方が庫内に数段仕切りがあり、より立体的に効率よくレンズ等を収納できますし、除湿剤等の定期的な管理も必要なくなりますからね。

しっかりとした防湿庫は数万円する物ですが、そこまでレンズが増えたら十分買う必要性があると思います。

なので、また保管方法が変わりましたらその時はご紹介したいと思っております。

コメント

  1. 匿名 より:

    大変参考になります。
    私も、sel100400gmの収納に困っていたところです。
    ちなみに、NF50に縦に100400gmは入りますか?

    • diuao より:

      ありがとうございます。
      縦にというのは垂直に立たせて収納ということですよね?
      それであれば、NF50は底が浅いので入らないです。
      ウレタンフォームを敷かなくてもSEL100400GMの半分くらいの深さしかありませんでした。

  2. 匿名 より:

    お返大変事遅くなりすみません。
    ご回答ありがとうございます。
    縦とは垂直に立てた状態ではなく、寝かせた状態で、短い方に入りますでしょうか。
    説明不足で済みません。

    • diuao より:

      ご返信ありがとうございます。
      ご質問の趣旨、理解できました。
      レンズを寝かせた状態で短辺側に収納することは可能でした。
      テレコンを付けたままでもギリギリ収納できそうかなという感じです。
      ご参考になれば幸いです。

      • 匿名 より:

        ご回答ありがとうございました。
        収納に困っていたので、大変参考になりました。

タイトルとURLをコピーしました