【三脚ケース】出し入れしやすくお気に入りの三脚ケースを紹介【ハクバHTC-T600 HTC-T800】

ハクバの三脚ケースHTC-T600 機材紹介
機材紹介

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カメラの三脚が有れば撮影方法の幅も広がり、非常に楽しく便利ですが、皆さん持ち運び方法に頭を悩ませているのではないでしょうか。

私は可能な場面であれば基本的には、三脚むき出しの状態でカメラバックに固定することが多いのですが、三脚が巨大でバックから大きくはみ出してしまったり、人が多くて三脚むき出しだと気が引ける場面等も多々あるかと思います。

そんな場面でも、持ち運びしやすく、そして何より出し入れがしやすくて非常に気に入っている三脚ケースをレビュー、紹介していきたいと思います。

本記事執筆時点で、HTC-T600の方が様々なサイトでほぼ在庫無し(販売終了)となっておりました。

サイズ違いのHTC-T700、HTC-T800も定価よりかなり値引きされた状態で販売されておりますので、もしかしたら今後手に入りづらくなるかもしれません。

ご興味ある方は早めのご検討をおすすめします。

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HAKUBA(ハクバ)HTC-T600

ビデオ雲台等を取り付けたまま収納できる形状

最初に購入したのが、HAKUBA(ハクバ)のHTC-T600という商品です。これが気に入ったので、後々サイズ違いのHTC-T800を購入しました。

ハクバの三脚ケースHTC-T600縦
HAKUBA(ハクバ)HTC-T600

一番特徴的なのは上部(写真だと下部になっちゃいますが)が大きく作られていることではないでしょうか。

これにより、ビデオ雲台等(後述しますが私はジンバル雲台を付けて収納しています)を取り付けたまま収納することができます。

それでいて下部の三脚の脚部分の収納部は最低限の大きさで作られており、無駄に嵩張らないちょうどいい収納サイズだと思います。

長さによって選べる3種類のラインナップ

大きさによってラインナップが3種類(HTC-T600、T700、T800)あります。内寸法の高さがそれぞれ63cm73cm83cmと変わります。

ハクバの三脚ケースHTC-T600とHTC-T800の比較
HTC-T600(左)とHTC-T800(右)

購入時に私が所有していた三脚がLeofotoのLS-284CLin(収納高53.5cm)で、雲台がSIRUIのK-20X(高さ約10cm)の組み合わせでしたので、合計で高さが約63cm強ありました。

※こんな三脚と雲台です。

出来る限り、無駄なスペースを省いて収納したかったので、通販で若干不安だったものの、一番小さなHTC-T600を選択しました。

結果としてはドンピシャのサイズで買って大正解でした!

ハクバの三脚ケースHTC-T600にLeofotoの三脚LS-284CLinとSIRUIの雲台K-20Xの組み合わせを入れた写真
HTC-T600に三脚を入れたところ

上の写真から本当にギリギリなのがわかるかと思います(笑)

雲台の上部を折りたためば数センチの余裕ができますが、いちいち折りたたんで収納するのめんどくさいですからね。そのまま入ってくれてホッとしました。

ちなみに、このケース購入後に、新たに三脚に取り付けるレベリングベースという物を購入しました。下の写真のやつです。

LeofotoのレベリングベースLB-60N
Leofoto レベリングベースLB-60N
SIRUIの自由雲台K-20XとLeofotoのレベリングベースLB-60N
雲台との大きさ比較

レベリングベースの高さが大体5cmぐらいです。

雲台だけでギチギチだったので当たり前ですが、三脚+レベリングベース+雲台だと、雲台上部を折りたたんでもほんの少しケースからはみ出てしまいます。

ただ、ちょっと強引に蓋をすることはできます(蓋が少し突っ張る感じです)。

三脚の出し入れが非常にしやすい開口部

一番のお気に入りポイントがここです。

先ほどまでの写真でもわかるかと思いますが、上部の蓋がガバっと開きますので、そのまま三脚を引っこ抜くことができます。

ハクバの三脚ケースHTC-T600開口部
大きな開口部

蓋をするとマジックテープで軽く止めることができ、更にバックルでしっかりと蓋をすることができます。

ハクバの三脚ケースHTC-T600にLeofotoの三脚LS-284CLinとSIRUIの雲台K-20Xの組み合わせを入れるところ
収納イメージ

こんな感じで容易に出し入れすることができます。いちいちジップを空ける必要が無いのは個人的に非常に重宝しています。

私は家のベランダ等からも三脚を用いて写真を撮ることがちょくちょく有り、よくあるジップ式の三脚ケースだといちいち収納するのが面倒くさくて、家では壁に三脚を立てかけておくこともあったのですが、金属パーツなどもむき出しの状態ですので、何かあったときに壁等に傷がついてしまうのではないかなと、若干不安で落ち着かない感じだったのですが、このケースのおかげで収納することが苦じゃなくなり不安が払拭されました。

室内での収納ケースとしても出し入れしやすく非常に重宝しております。

また、このケースはジップもついており、ケース全体を開くことも可能です。

ハクバの三脚ケースHTC-T600開口部バックルとジップ
バックルとジップ部分

このように二重のジップが付いており、一番下まで開くことができます。

正直使ったことはないですが(笑)、ジップが有るのと無いのでは大違いだと思います。

また、上の写真からケースのクッション性も多少伝わるかと思います。

少し厚めのクッション入っており、ペラペラということはございません。最低限の衝撃緩和はしてくれると思います。

三脚ケースのリュックへの取付け

個人的に気に入っている使い方をご紹介します。

このケースには手持ち用のハンドルの他、割としっかりとしたショルダーベルトが付属しています。

ハクバの三脚ケースHTC-T800付属のショルダーストラップ
付属のショルダーベルト 右側に見えるのが手持ち用のハンドル

このショルダーベルトを使うのではなく、ショルダーベルト取付け部に着目します。

ハクバの三脚ケースHTC-T600のショルダーストラップ取付け位置
ショルダーベルト取付けリング 2か所あります。

写真の左右二か所に取付け用のリングが見えるかと思います。

ここにリュックについている紐を通して、リュックとケースを固定して運用していました。

Peakdesignのeverydaybackpack30l
取付けるリュック PeakDesignのEveryday Backpack30l

取付けるリュックはPeakDesignEveryday Backpack30Lです。

このリュックは下部(写真右側)に荷物固定用のベルトが収納されており、それを使ってケースを固定していました。

ハクバの三脚ケースHTC-T600をPeakdesignのeverydaybackpack30lに取り付ける
三脚ケースをリュックに固定

リュック下部の左右にベルトがありますので、クロスさせる形でリングに通しています。

ハクバの三脚ケースHTC-T600をPeakdesignのeverydaybackpack30lに取り付ける
反対側から

なんとなく固定している様子が伝わりますでしょうか。

このリュックはサイドポケットがあるので、三脚をむき出しの状態でサイドポケットに入れて収納することは可能です。

ですが、側面に三脚を取り付けると重心が偏り非常に背負い心地が悪くなり、またこのリュックは側面のジップを空けてカメラ機材等を取り出すように設計されているので、側面に物を取り付けると非常に使い勝手が悪くなってしまいます。

個人的には前面に三脚を取り付けられるようにしたこの使い方の方が使い勝手が良かったです。

そしてなにより、また同じメリットの繰り返しになってしまいますが、このように固定しても非常に簡単に三脚を取りだすことができます。

ハクバの三脚ケースHTC-T600をPeakdesignのeverydaybackpack30lに取り付けた状態での開口部
リュックに固定しても三脚の取り出しは容易です。

上の写真のように、リュックに固定してもケースの使い勝手はそんなに変わらなそうなことがわかると思います。

普通の全面ジップのケースでは、いちいち三脚を取り出すためにケースをまず外さなくてはいけないかもしれませんが、これならそんな煩わしさはありません。

その他お気に入り点

全体的に作りがしっかりしています。

先ほどの写真のようにベルトで強めにリュックに括りつけても、固めの素材なのでそこまで型崩れすることもなく、また前述のとおりクッション性もありますので、割と安心して持ち運びすることができます。

またこれも先ほど述べましたが、付属のショルダーベルト等も結構しっかりしています。

後はサイド収納が結構便利です。

ハクバの三脚ケースHTC-T800とHTC-T600のサイドポケット比較
HTC-T800(左)とHTC-T600(右)

左がHTC-T800、右がHTC-T600です。微妙にサイド収納の大きさが違いますね。

ここには、三脚や雲台を買った時に付いてきた付属品やレンチ、後付けの三脚センターポールやロングプレート等、状況に応じて収納しています。

とにかく購入して満足度が高い商品です。

不満点

不満な所はほとんど感じていません。

強いて言うなら定価が高い(1万円前後)というところでしょうか。

ですがそれも冒頭に述べました通り、現在半額くらいで販売されておりますので、それなら迷わず買いというレベルだと思います。

実際に私は後述する事情があり、より大きな三脚ケースが必要になったのですが、HTC-T600を購入した時よりも更に安くなっていることを知り迷わずにHTC-T800を購入したという経緯があります。

より大きなサイズHTC-T800を購入

HTC-T800を購入したのはつい最近です(2020年8月)。

購入したのは、INNORELというメーカーのジンバル雲台CH5という巨大な雲台を購入したからです。

INNORELジンバル雲台CH5のダイヤル
INNORELのジンバル雲台CH5

望遠レンズ等を取り付けるようの非常に巨大な雲台です。通常の三脚に付けた写真だと大きさ伝わるでしょうか。

INNORELのジンバル雲台CH5をLeofotoの三脚LS-284CLinに取り付けたところ
三脚とジンバル雲台とレベリングベース

これが三脚(LS-284CLin)にジンバル雲台(CH5)を取り付けた写真です。

雲台だけで大体高さ23cm×横幅22cmくらいの大きさがあります。

また、詳細は別途このジンバル雲台のレビュー記事で述べますが、ジンバル雲台には先ほど紹介したレベリングベースがほぼ必須となります。

これらを合計すると三脚53cm、レベリングベース5cm、ジンバル雲台23cmなので大体81cm程の収納高さが必要になります。

なので、かなりギリギリで特に横幅が不安でしたが、内寸法の高さが83cmある、HTC-T800を購入しました。

HTC-T600との違いはほぼ長さだけで、後は前述したとおり若干サイド収納部の大きさが異なるくらいの印象です。

まずは今までのHTC-T600にジンバル雲台付き三脚を収納してみたいと思います。

ハクバの三脚ケースHTC-T600にLeofotoの三脚LS-284CLinとINNORELのジンバル雲台CH5の組み合わせを入れて蓋が閉まらない写真
HTC-T600にジンバル雲台を収納

当然全く入りませんね(笑)

いかに厄介な形状の雲台か伝わるかと思います。それと同時にこの厄介な形状の物をむき出しで運搬したくないという気持ちもおわかりいただけるのではないでしょうか。

初めてHTC-T800で収納を試した時は、祈るような気持ちでした。その収納例がこちら。

ハクバの三脚ケースHTC-T800にLeofotoの三脚LS-284CLinとINNORELのジンバル雲台CH5の組み合わせがギリギリ入る写真
HTC-T800にジンバル雲台を収納

完全にスッポリとはいきませんでした。

高さが数センチはみ出し、横もせり出しているのでジップもすんなりとは閉まりませんでした。本当に厄介な形状です。

ですが何とか蓋を閉めることはできました。

ハクバの三脚ケースHTC-T800にLeofotoの三脚LS-284CLinとINNORELのジンバル雲台CH5の組み合わせがギリギリ入れて蓋を閉めた写真
蓋を何とか閉じることができました。

蓋が綺麗には閉まらず、マジックテープが完全にくっついてはいませんが、バックルの長さを調整することができたので、バックルをちゃんと閉めることができました。

今まで使用していた中では、このバックルの長さが調整できることなど気づいていませんでした。

実はこのような細かな心配りに気づき、改めて良い商品だと実感したので、今回この商品を紹介する記事を書いた次第です。

多少はみ出してしまうくらいの大きさであれば対応できる余裕のある作りとなってます。

本当におすすめです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

ただの三脚ケースとしては、高い商品かもしれませんが、購入したら非常に満足できる商品なのではと思います。

また、冒頭で述べた通り、現在定価の半額程度で売られていますし、販売終了のような空気も出ています。

特にHTC-T600は既に販売している店が非常に少ないように見受けられますので、早めのご検討をお勧めします。

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