【α7Ⅲ購入記③】レンズとカメラを決定!購入前に持ち歩き方を徹底検討【Capture・CUFF】

peakdesignキャプチャーとプロパッドの装着例機材紹介
機材紹介

◆当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

前回の記事のとおり、高級コンデジまでしか所有したことない私でしたが、α7Ⅲが欲しいという欲が止まらなくなり、同時に買いたいレンズの候補も決まりました。

しかし、とてもお高いお買い物です。買って後悔しないか?本当にちゃんと使うのか?購入時自分が検討したことをまとめていきたいと思います。ご購入検討の一助になりましたら幸いです。

話が全然進まずに大変恐縮ですが、本当にひたすら悩みましたので、今回も話がかなり長くなってしまいました。
なので本記事では"カメラをいかに持ち歩くようにするか"ということについてのみ、振り返っていきたいと思います。

今までの経緯については下記記事からどうぞ。

スポンサーリンク

いかにカメラを持ち歩くようにするか

何度も繰り返し恐縮ですが、本当に買ったらちゃんとカメラを使い続けるのか・・・。

当時は何度も何度も同じようなことを調べては再び悩み出す、ということを繰り返していました。

前回の記事でも書きましたが、私は当時荷物が増えることが好きではなく、ポケットに入るような高級コンデジも特別なイベント事以外で持ち歩くことはほぼありませんでした。

まずカメラを持ち歩かないことには写真が撮れません。買ったはいいけど、やっぱり重い、嵩張る、と持ち歩くのが億劫になってしまったら本当に勿体ない事です。

カメラの日常用途、使い方を見直す

まずは、カメラが欲しくなった理由を振り返り、自分のカメラの日常的な用途、使い方を整理してみました。

  • 犬を散歩しながら撮る
  • 姪っ子と公園などで遊びながらも撮る

一番持ち歩くのが煩わしくなりそうなのは以上のようなシチュエーションと考えました。
そして、その時の撮り方を想像してみました。

片手で撮る機会が多そう

恥ずかしながら、犬のしつけが下手で、我が家の犬は屋外でお座りや待てができません。

犬自体を撮るときもそうですし、散歩中に目についた花などを撮りたいという場面もあるでしょう。

なので、基本的には犬のリードを持ちながら片手で撮るという使い方になります。

  • 片手でも扱える重量
  • 落下防止の為にリストストラップの運用

これがマストだと考えました。

両手を空けなければいけない頻度も多そう

我が家の犬は老犬(当時14歳)です。散歩中に歩かなくなってしまうことも多いので、抱っこの頻度が増えます。

同じく姪っ子も抱っこする場面は多々あるでしょう。

サッと手を空けられる方法を模索しなければなりません。

鞄から一々カメラを取り出すのは煩わしい

私的には一々鞄から出し入れするのはめんどくさいです。

勿論、出し入れがしやすいように蓋が簡単に開いて取り出しやすい工夫をしている鞄もあるとは思います。

ですが、それは子供や犬と遊んでいる場面では、不意に鞄の蓋が空いてカメラが落下するリスクも孕むということだと思います。

ネックストラップ運用も心配

また、ネックストラップを付けてカメラを肩掛けしている方はよく見かけますが、個人的にはカメラが身体の側でブラブラ動くのがあまり好きではありません。

更に、子供や犬が相手だとしゃがむ場面が多くありますので、その時に気を付けていないとカメラが地面にぶつかりそうになるのではないかと思ってしまいます。

・・・課題が山積みですね。
まずは片手で扱えるのかカメラの重さを見てみたいと思います。

解決方法の模索

片手で撮れるのか

前回の記事のとおり、レンズは"SELF5518Z"に決めました。

フード付きのSEL55F18Zとa73
α7ⅢとSEL55F18Z

このような組み合わせです。

本体がバッテリー含むと約650g、レンズが約281g(フード含むのか不明です)なので、合計で931g

これはもう、お店の展示品等をひたすら持ってみて自分で判断するしか無いですね。

私はこれなら、片手でも撮れなくはないと判断しました。

sel55f18zとa73のグリップ側側面
同じようなクラスの他社のカメラや、最新のSONY製品のカメラ(α9Ⅱとα7RⅣ)と比べると、これでも小さいと言われたりしていますが、グリップがしっかりあります。

コンデジと比べると、このようにグリップが大きくしっかり握れるので、重さがあっても意外と平気だと感じました。

何度も言いますが、ここは個人差が大きい所だと思いますので、ご自身で実物を触って確認してみてください。

ちなみに、私は平均よりも力は強いほうだと思います。
そして、結局購入数か月後にはSEL135F18GMという重量約950gのレンズを付けて、それも片手で散歩中に使うようになりました(笑)

尚、意外と本体とレンズの重さのバランスが重要で、例えばCanonでは、EOS RPというバッテリーを含めても重さが約485gしかないフルサイズミラーレスカメラが発売されているのですが、それに重たいレンズを付けるとレンズ側が重くなりすぎて、必要以上に重く感じて持ちづらくなってしまうことがあります(実際に店頭でごっついズームレンズが付いている物を持ってみたことがあります)。
ですので、将来的に大きいレンズを買う可能性があるなと思う方はそういったことも頭に入れて機種を選ばれることをお勧めします。

Peak DesignのCUFFというストラップ

片手で撮影できると判断しましたが、不意の落下防止等に備えてストラップの着用は必須だと思いました。

先ほどのグリップの写真に赤い丸い物が付いていたと思います。アンカーというのですが、それと連結するストラップがこちら

peakdesignリーシュのアップ
Peak Design CUFF

Peak Design(ピークデザイン)CUFF(カフ)というストラップです。

これが非常に重宝しております。アンカーを写真の黒いコネクター部分に滑り込ませるとカチッと音がして、しっかり連結されます。外すのも簡単です。

鞄にカメラをしまうと、ストラップが鞄の中身と引っかかったりすることがあって煩わしく感じる時があるかと思いますが、これならしまう時には瞬時にストラップを外して収納することができます。

また、外したストラップはそのまま手首にリストバンドのようにして付けることができます。

peakdesignのリーシュのマグネット
茶色い皮の中に四角く浮いているものは磁石です。

peakdesignのリーシュを丸めた例
黒いコネクターにも磁石が入っています。
皮の輪っかの部分に手首を通すイメージです。

このように磁石が埋め込まれていますので、先端のコネクターを一回転させて留めておけます(ただし、経験上磁石は結構外れやすいです。気づいたら手首からコネクターがブラブラしていることが多々あります。)。
ストラップの色味も気に入っています。

また、これはリストストラップですが、Peak Designからは同じ先端をしたネックストラップも売っており、付け替えたい時も今までのストラップのように、一々本体側の紐をほどく必要なく付け替えることができます。

ということで非常に便利なアイテムですので、ストラップはこれに決めました。

Amazon等へのリンク貼らせていただきます。紹介したカラー以外にもブラックも有ります。

両手を空けるにはPeak DesignのCaptureを使う

またまたPeak Designの製品ですがCapture(キャプチャー)という画期的な製品があります。

peakdesignのキャプチャー
所有しているのは三世代目である Capture V3 です。
左上部の突起がカメラを外す時のスイッチになります。
peakdesignのキャプチャーを開いたところ
ネジを回すとこのように開きます。

ご存じない方はなんだこれは?と思うかもしれませんが、写真のようにネジを回して開いたところの間に、リュックの肩紐やベルト等を通して、再びネジを締めて取り付けます。

peak designのキャプチャープレート
キャプチャープレート

そしてカメラにもこのような専用のプレートを取り付けて、キャプチャーと連結させることができます。

キャプチャーの上部からカメラ側のプレートを滑り込ませると、レンズが下を向く状態で固定されます。
(説明わかりづらくてすみません)

Peak designキャプチャーとカメラ取付例
ベルトにCaptureとカメラを取り付けた図
(後述するPro padも使用)
Peak designキャプチャーとカメラ取付例の側面

外すときは、キャプチャー写真の一枚目の左側のネジの上部に飛び出ているものあると思いますが、それを押しながらカメラを上にスライドさせると取れるようになっています。

私も最初思いましたが、こんなので本当にカメラがちゃんと固定されるのか?と不安に思われる方も結構いらっしゃると思います。

私は腰のズボンのベルトにキャプチャーを取り付けていつも使っています。
使用中時折ネジが緩んでいないかしっかり確認しての運用ではありますが、

今のところ一度もトラブルは起きていません。

カメラのグリップを握って補佐しながらですが、犬の全力疾走等にも、普通にキャプチャーにカメラを付けたまま走って対応しています。

詳細は別途まとめようと思っていますが、今回のレンズとの組み合わせではほとんどネジの緩みなども気にせず気軽に使用できています。私は前述したSEL135F18GMという重さ約950gのレンズでもこれを使用しています。ただしこちらはかなりきつくネジを締めないとキャプチャーがずり下がってくることなどもありますので、何度も状態を確認する等、結構神経を使いますがギリギリ運用できるという感じです。また、ベルトと、ズボンのベルトループには結構な負担がかかっていると思います。なので腰に付ける場合にはカメラとレンズ合わせて1.6kgくらいが限界かなというのが私の見解です。

※Captureの実用耐荷重について記事作成しました。

なお、キャプチャーを直接ズボンのベルトに取り付けるとキャプチャーが横向きになってしまい、カメラもレンズが横を向いた状態で取り付けられてしまいます。

一応横向きで取り付けても使用することはできるようですが、そうすると自分が屈んだ際に誤ってお腹や太ももで着脱スイッチを押してしまい、そのままカメラが外れてしまうというリスクもあるようです。
なので私はこれから紹介するアイテムを使わないでの使用はしたことがありません。

なので、ズボンのベルト等に付けるための補助具も販売されています!

それがこちら

peakdesignのプロパッド
Pro Pad

peakdesignのキャプチャーとプロパッドを斜めから
Capture装着図

Pro padという製品です。

peakdesignキャプチャーのプロパッドへの取付け方
開くとキャプチャーを通す隙間があります。
この説明図が一番わかりやすいかも。
Peak designキャプチャーとベルト取付例
このような形で、ズボンのベルトに装着します。

Peak designキャプチャーとカメラ取付例

使い方はおわかりいただけましたでしょうか?

この道具を使うことにより、必要な時に手を空けられ、撮りたい時にサッと取り出せてシャッターチャンスを逃さないという環境を整えることができました!

カメラを購入してから現在まで、私がカメラを持ち歩く際には、カフとキャプチャーが必需品です!

また、これも詳細は省きますが、カメラに取り付けているキャプチャー用のプレートは、"アルカスイス互換"というものになっておりまして、これに対応している三脚雲台等には、このプレートを付けたまま装着できるようになっています。
アルカスイス互換の製品は数多くありますので、そういったところも非常に便利です。

以上が、持ち歩き方について検討したことになります。

※2024/1/19追記

ピークデザインの製品は生涯保証を謳っているのですが、この時紹介したキャプチャーを4年以上使い続けた結果、金属が摩耗してカメラを固定できなくなってしまったのでピークデザインに連絡してみた所、あっという間に新品を発送してくれました!

その時の経緯を以下のページにまとめました。

私にとってはカメラをいざ使うときの持ち歩き方が大事でしたので、収納する鞄等の検討は特に重要ではなく、後回しになりました。(その後、今は鞄もPeak Designの物を買って使っています)

ただし、1年弱使った今だからこそ、この運用で大丈夫だと言えますが、検討当時はやはり本当にこれで落下して、壊れたりしたらどうしようと不安でした。

その不安を解消し、購入を後押ししてくれたのが、

故障時のカメラの保証

についてです。次回はそれについて述べていきたいと思います。

今まで撮った写真をまとめたサイトもあります。よろしければご覧ください。

TOP | diuao Photo
風景、動物、ダイビング等の写真ギャラリーです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました