タイトルどおり、写真撮影時に重宝している安くて便利な小物を紹介していきたいと思います。
ちなみに撮影時に主に使用しているカメラは、SONYのフルサイズミラーレス一眼"α1"と"α7Ⅲ"です。
前提として、基本的には1万円以下で買えるもので、仮にその商品を紛失してしまった場合に、迷わず同じものを買い直すくらい気に入っているかというのを紹介する大体の基準とします。
以前に紹介した物も含めてまとめていきたいと思います。
ロートデジアイコンタクト(目薬)
いきなり意外な商品と思われるかもしれませんが、私にとっては屋外撮影で必須のアイテムとなっております。
ちゃんとこの商品を選択した理由がありますよ!
写真撮る必要ないかと思いましたが一応撮っておきました(笑)
私がこの商品を使っている理由は、目の日焼けに効く成分が入っているからです。
以前から屋外、特に野鳥撮影等をしている時に目の日焼けに悩まされておりました。
撮影後の夜とか翌朝くらいに目が沁みるような感じで、回復するまで時間がかかるし結構辛いんですよね。
撮影中はサングラスもできないので効果的な対策ができなくて本当に困っていました。
なので、「目の日焼けに効果的な目薬」という形でネットで調べたところ、需要が無いのか商品名に「UV」と謳ったような目薬は全て販売終了となっておりました(笑)
そこで販売終了になっている商品の成分を見てみたところ、どうやら日焼けに効果的なのは「硫酸亜鉛水和物」という成分らしく、複数の商品に共通して入っていたようでした。
なので今度は「硫酸亜鉛水和物」が入っている目薬という条件で探してみたところ、ちょうど発売されたばかりだった(2020年7月発売)この商品にたどり着きました。
商品のプレスリリースを見てみると、なんと「ソフトコンタクトレンズ装用中に使える目薬に「硫酸亜鉛水和物」を配合したのは日本で初めて」との記載がありました。
私はまさに普段ソフトコンタクトを付けて撮影していますので、この瞬間にこれしかないなと確信しました。
そしてこの商品がメインで謳っている「スマートフォン、パソコンなどによる、視界がぼやける等の疲れ目に」という効果も、カメラのファインダーや液晶を凝視した際や、PCやタブレットを使ったRAW現像時の目の疲れといった場面に使え、用途がぴったり合っていると目薬かと思います。
実際に使っている感想としては、サラッとしていて点眼後もコンタクトに不快な影響を与えませんし(個人的にドロッとした目薬は苦手です)、屋外での撮影途中や撮影後のまだ目が痛くなる前に点眼しておくと、翌日の目の辛さが確実に軽減されていると実感しています。
本当に気に入っているので、怖いのは販売終了になってしまうことだけです(笑)
もしそうなったら本当に買い占めると思います。
VSGOのブロアー(タンブラーエアーブロアー V-B01)
これは以前軽く紹介しましたが、ずっともう一個買い足そうか迷っているくらい気に入っているブロアーです。
VSGO(ヴィスゴ)というメーカーの"タンブラーエアーブロアー"(V-B01)というブロアーです。
私が買った時は黒1色だけだったのですが、久しぶりにAmazonを覗いたら5色に増えていました。
ブロアーで1,980円とかなり高額だと思いますが、以下の点が気に入っています。
すべすべで触り心地が良い!
一番はこれかもしれません。シリコン製で触り心地が良いです。
埃とかは若干付きやすい素材なのかもしれませんが、個人的には特に気になるほど付くと感じたことはないです。
程よい小ささ
結構小型です。鞄に入れやすい大きさの割には風量が多い方なのかなと思っています。
大体縦10cm、幅5cmくらいでしょうか。
結構小さいということがわかるのではないでしょうか。
これ後述する自立しようとする力でブロアーの先端の方は若干浮いておりますので、完全に寝かせるともう少し高さがあるように見えるかもしれません。
先ほどの目薬も並べてみます。
鞄に気軽に入れやすい大きさですよね。
私がもう一つ買おうか迷っているというのも、一つは鞄に入れっぱなしにすることを想定してのことです。
ノズルもシリコン製で柔らかい
ノズルが短く、またシリコン製で柔らかいのでカメラのイメージセンサーに向けて使用する時に安心感があります。
これに慣れてしまうと、先端が硬質なブロアーは何となく不安になって使いづらくなってしまいました。
ちなみにノズル下部の黒いパーツはフィルターが入っているそうで、パーツ交換もできるみたいなのですが、取り外し方や交換パーツのみの販売ページがわからず、またフィルターの効果もいまいち実感はできていないというのが正直なところです。
カウンターバランスで自立する
触り心地と双璧をなすお気に入りポイントがこれです。
とにかく自立します。
上のGIFでどんな感じかは伝わるでしょうか。
転がる心配もありませんし、テーブル等に置いてスッと立っていると何となく気分がいいです。
色違いを見つけてしまったので、とりあえずもう一個買おうかと思います(笑)
PeakDesignの「Capture」と「Pro Pad」と「Cuff」
これは私の撮影時には絶対に欠かせないアイテム群で、別のページで細かく紹介しているので、商品の詳細はそちらをご覧ください。
簡潔に説明しますと、全てPeakDesign(ピークデザイン)というメーカーの商品で、それぞれ
- "Capture"(キャプチャー):カメラをリュックの肩紐やズボンのベルト等に固定して持ち歩くための金具
- "Pro Pad"(プロパッド):Captureをより安定してズボンのベルト等に取り付ける為の補助具
- "Cuff":着脱容易なリストストラップ
こんな特徴の商品です。
私が初めて一眼カメラを購入する動機となった犬の散歩での撮影の際に、いざという時に咄嗟に両手を開けやすくする方法として、カメラを買う前から購入することを決めていたのがCaptureでした。
未だに大活躍していて、私がカメラを持ち歩く際は90%以上の確率でCaptureを使用してカメラを腰からぶら下げていると思います。
また、カメラをCaptureから取り外して撮影する際に、カメラに何も付いていないのが不安なので、一瞬でカメラに装着できるリストストラップの"Cuff"も欠かせないアイテムとなっています。ストラップをカメラに取付けていない時は、先端の磁石によって手首に巻き付けておくこともできます。
そして下記リンクのページで実際に使っているカメラとレンズの重さを紹介したりもしていました。
この記事では、カメラがα7Ⅲ(約650g)とレンズがSEL100400GM(約1.4kg)という合計で2kgを超える組み合わせでは、辛うじて使えなくもなさそうという感想を述べていますが、結局それからは上記の組み合わせでも普通に腰からぶら下げて使っちゃってます(笑)
ズボン側は普通の革のベルトを使っていたのですが、流石に重さによってベルトの方がへたってきたので、より快適に使うために最近購入した商品が次に紹介するアイテムです。
thinkTANKphotoのシンスキンベルト
thinkTANKphoto(シンクタンクフォト)の"シンスキンベルト"(V3.0)というオーバーベルトです。
thinkTANKphotoの製品は頑丈で耐久性に定評がある印象なので、信頼して使っています。
このベルトには、身体に当たる部分に保護パッドがついた分厚いモデルもあるのですが、私は前述のPro Padを付ける(ベルトを挟んで付ける形です)ことを想定して、保護パッドの付いていない、"シンスキンベルト"という商品を選択しました。
ですが、身体の側面から背部にかけての部分は、思ったよりは分厚い印象です。
中央から左側が前面のバックルにつながる部分のベルトで、右側が側面から背部にかけての生地です。
若干分厚いことがわかるかと思います。
背部にはたくさんループが付いていて、同じシンクタンクのポーチ等を取り付けられるようになっています。
このようにループが無数に付いています。レンズポーチなどを付けることが可能でこれだけでも便利だと思います。
これは通販で購入して、実物を触らずに購入したのですが、嬉しい誤算だったのが前面部分のベルトの肌触りが予想以上に良かったことです。
向かって左側の前面部分のナイロン素材が、意外としなやかかつツルツルなんですよね。
この商品の公式写真等では、シャツの上からこのベルトを巻いていますけど、それは正直見た目としては恥ずかしいと思っておりまして、私の場合はシャツの中に隠すような形でズボンの上に巻いているのですが、この場合どうしてもベルトの一部は直接お腹に触れてしまいます。
触れてしまうのですが、これが思っていたより全然不快感が無かったです。
また"SEL100400GM"等の大型のレンズを取り付ける際は、やはり普通のベルトに付けていた時より圧倒的に安定感が出るようになりました。
こんなイメージで使っております。
これを買って最も良かったなと思っているのが、スウェットやジャージなどのベルトループが無いズボンでもキャプチャーが使えるようになるということでした。
今までは犬の散歩等に行く度にわざわざベルトループ付きのズボンを選んでいたのですが、どうしてもそれが面倒くさいと思う日も少なくなかったので、このベルトのおかげでより一層気楽にカメラを持ちだせるようになりました。
もっと早くに買っておけば良かったと思った商品です。
ただし、使っていて気になってくる点もありまして、
- 重いレンズの場合に、ベルトの締め付けが若干緩んでくる
- ベルトの締め付け調整が片手では容易にできない
- 屈むとベルトがお腹に食い込んで若干痛い
この辺りが若干不満です。
ベルトが緩んできてしまうのは結構厄介で、その上片手では締め付け具合を調整しづらい機構なので、カメラを一旦外して地面などに置かないとベルトを締め直せないんですよね(カメラを付けたまま調整しようとすると、カメラの重さで調整が非常にしづらいです)。
まあ最後の屈むとベルトが食い込んで痛いというのは、オーバーベルトを使っている以上仕方のないことだと思いますが、犬を撮っているとどうしてもローアングルで屈んで撮ることが多いんですよね。
なので常にこのベルトを使うというわけではなく、レンズや撮影用途に応じて使い分けていくつもりです。
Leofotoの三脚フック(HK-01)
私はLeofotoの"LS-284CLin"という三脚を使っているのですが、同じ「LS」(レンジャー)シリーズを使っている方にお勧めできる便利な小物です。
LSシリーズの三脚の裏面にネジ穴があると思うので、そこにフックを取り付けるだけです。
※LSシリーズでもレベリングベース付属のモデル(LS284-CEX等、型番の末尾にCEXが付く物)はネジ穴が無くて取り付けられないようです。
このフックが優秀なのは、三脚収納時に干渉することが無いので、いちいち着脱する必要が無いということです。
このように、フック部分が可動するので、狭い三脚の脚の隙間に綺麗に収めることができます。
使用する時は、フックを曲げて黒いパーツの中に見えるネジのような部分を横にスライドさせて固定するだけです。
このHK-01の耐荷重は10kgを謳っていて、他のLeofoto製品と同じように金属で精度よく作られていると思うので、割と信用して使っています。
欠点は、フックが短い&小さいということですかね。
私が使っているリュックの上部に付いているループをかけようとすると、引っ掛けられなくはないですが、スペースに余裕が無くて結構苦労します。
そんな苦労を解消しているアイテムを次項で紹介します。
HERO CLIP(ヒーロークリップ) Small(カラビナ)
HERO CLIP(ヒーロークリップ)という変形するカラビナです。
サイズはノーマル、Small、Miniと3種類あり、私は中間の大きさのスモールを購入しました。
耐荷重はスモールで22kgと記載されていました。
この青い部分を横にずらして外すと、S字型に変形させることができます。
こんな感じで引っ掛けることができるようになります。これで前項の三脚フックに引っ掛ける算段です。
ちなみに、青い部分の先端にゴム製の滑り止めが付いており、テーブル等に引っ掛けて鞄をぶら下げることができます。
当初ミニサイズを購入しようかとも思いましたが、ミニだとフックの大きさがテーブルの厚さに足りないことがあるというようなレビューを見かけたのでスモールにしました。
三脚フックに取付けた写真がこちらです。
これで非常にリュックを引っかけやすくなりました。
こんな感じで使っています。
この使い方の欠点は、フックとカラビナが金属同士で擦れるので、塗装があっという間に剥げてきます。
製品に傷が付くことを気にされる方はご注意ください。
HAKUBAの三脚ケース(HTC-T600 HTC-T800)
こちらは、別記事で語っていますので是非そちらをご覧ください。
ケースの形が秀逸で、三脚を取り出しやすく、またジンバル雲台等の大型の三脚を付けたまま収納することができます。
私は気に入ってサイズ違いで2つ購入しました。
残念ながら生産終了なのかわかりませんが、取り扱っている店舗が少なくなっているようです。
しかし、在庫が有る店では定価から大幅に安くなって販売されていることが多いです!
気になる方は早めに購入された方がいいかと思います。
Leofotoのミニ三脚(MT-02)
これも別記事で何度か紹介しています。
私が購入した"MT-02"という商品は販売終了となってしまいましたが、似たような商品で"MT-01"、"MT-03"という商品が販売されております。
セール時に買えば、"LH-25"という優秀な小型自由雲台セットでも1万円を切る価格で買える時があります。
小型ですがこれだけの固定力、保持力があります。
とりあえず鞄に入れておける大きさですが非常に頼りになります。
Newmowa バッテリーケース (SONY NP-FZ100用)
SONYのαシリーズで幅広く使われているNP-FZ100バッテリー用のケースです。
とにかくサイズがピッタリです。
蓋の裏側にSDカードとマイクロSDカードも取り付けられるようになっています。
3箇所でロックするので、蓋が誤って空いてしまうということが無いです。
これが6個も入っていて、私が購入した時は1,000円程度の安さでした。
購入当時は6個も要らないと思っていましたが、α1を買った今ではケースを買っておいて良かったと思うようになる予感がしています(笑)
※今見たらAmazonでは商品ページがなくなってしまっていました。
久しぶりに見たら在庫復活していました。
Bondhus(ボンダス)ナイフ型六角レンチセット7本組 ミリタイプ (HF7MS)
Bondhus(ボンダス)の "HF7MS"という折り畳み収納式の六角レンチセットです。インチでは無くミリタイプを購入しました。
ボンダスはアメリカの有名な工具メーカーみたいですね。作りや精度も信用できそうなので選びました。
六角レンチの大きさは1.5mmから6mmのタイプのものです。
私がよく使うのは1.5mmと4mmで、4mmはカメラに付けているキャプチャープレートや雲台のクランプネジ等、様々な場面で使用されている大きさかと思います。
一方1.5mmはというと、私が所有している"Swift2"という照準器(ドットサイト)の光軸調整に使用します。
照準器をセッティングする際は、この六角穴を回してカメラのレンズが向く方向と、照準器の光の向きを揃える必要があるんですね。
その為に1.5mmのサイズが付いている六角レンチを買いました。
照準器購入時にも当然六角レンチは1本付いているのですが、あまりにも細くて小さいので、単品の物だとポーチとかに入れていても紛失してしまいそうだと思い、普段持ち歩くように程よい大きさの商品を探すに至りました。
これくらいの大きさで持ち運びはしやすいので、持っておいて損はない商品かなと思っています。
終わりに
商品紹介は以上となります。いかがでしたでしょうか。
何かしらがお役に立てば幸いです。
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