愛犬のYouTubeを始めてから、SONY(ソニー)のマイク"ECM-B10"と"ECM-G1"を立て続けに購入しまして、非常に便利なアイテムだなと思いながら、なかなかちょうど良いサイズのケースが無くて持ち運びに困っていました。
今回ほぼピッタシなサイズ感のケースを見つけることができましたので情報シェアしたいと思います。
マイク持ち運び時の問題点
ソニーのこのシリーズのマイクをお持ちの方はご存知かと思いますが、カメラへの取付け部分が振動ノイズ軽減のためにグラグラと動くようになっています。
その部分が折れてしまいそうなので、マイクをカメラに取り付けたままカメラバッグにしまうことを躊躇ってしまうんですよね。
小型で付けっぱなしでも取り回しが良い物と思っていましたが、結構気を使ってしまいます。
そんな耐久性に不安がある製品なのに、マイクに付属している収納袋はただのポーチで耐久性皆無です。
このようにサイズも全く同じ袋が付いているだけです。
これで持ち運ぶのは心許無いですよね…
ということで、多少は安心して持ち運べるように、極力小型なセミハードケースを探すことにしました。
収納ケース2種類
ECM-B10とECM-G1それぞれのサイズを調べ、近しいケースを1つずつ購入してみました。
ちなみに、SONY公式サイトに記載のそれぞれのサイズですが、
ECM-B10:幅 27.4 mm x 高さ 81.7 mm x 奥行き 79.3 mm (ウインドスクリーン、突起部を除く)
ECM-G1:幅 28.0mm X 高さ 50.8mm X 奥行き 48.5mm(ウィンドスクリーン、突起部を除く)
となっています。
並べて見るとこんな感じ
ウインドスクリーン(モフモフ)を付けるとこんな感じです。
収納ケースは極力小型にしたかったので、モフモフのサイズはあまり考慮せず(強引に押し込む想定)、本体サイズを基準に選びました。
BOSEのスピーカー用ケース(ECM-B10用)※G1と同時に収納可!
ECM-B10用に購入したのが、HermitshellというメーカーのBoseのスピーカー(SoundLink Micro Bluetooth speaker)用ケースです。
Amazonの販売ページ記載の内寸は10cm×10cm×5cmです。
ECM-B10の本体サイズより大体2cmずつくらい余裕がある筈です。
実際に入れてみますと、
モフモフを付けた状態でかなりピッタシなサイズでした!
ただし、毛先は若干ケースからはみ出ます。
ジップを閉める際に気を使う必要はありますが、ケースの小型さ重視の自分としては許容範囲の問題です。
そして、このケースで最も気に入っているのは、内側のメッシュポケットがマジックテープによってケース内側に沿う様にくっつくというところです。
上の写真でメッシュポケットが蓋内側にくっついているのがわかりますかね。
このおかげで内寸の高さ5cmがほぼそのまま有効な空間となっています。
だったら最初からポケットが無い物をと思うかもしれませんが、マイクの端子カバーやカメラのホットシューカバーを仕舞っておくのに個人的にはポケットの有無は重要だと思っています。
更にポケットがくっつくおかげで尚更紛失しづらいと思うので非常に便利です。
そして何より嬉しい誤算だったのが、ECM-G1も一緒に収納できるという点です。
これは購入前には全く意識していない点でした。
このようにECM-G1を斜めに配置するとマイクを2つとも収納することができます。
ここでも内寸の高さ5cmを丸々使える所が活きてくれました。
蓋を被せてみます。
蓋を被せると若干浮いている状態ですが、軽く指で押さえるくらいで無理せず蓋を閉じることができます。
力はほぼ入れてないので、マイクへの負荷もほとんど発生していないと思います。
とにかく買って良かったなと思えたケースで、今回紹介する中ではこちらが一番のお勧めです。
aosta(Kenko)のカメラケース(ECM-G1用)
続いてECM-G1用に購入したのが、aosta(Kenkoのブランド)のデジカメケースです。
かなり小型なデジカメ用のケースで、
内寸:60(W) x 30~35(伸縮)(L) x 105(L)mm (Amazon販売ページ記載)
となっています。
※ECM-G1の本体サイズ:幅 28.0mm X 高さ 50.8mm X 奥行き 48.5mm
105mmの長さが余剰ですが、同じような高さと幅で、これより短いケースが見つからなくてこの商品を選んだ感じです。
ケースとマイクを並べて見ると、モフモフを付けている状態では高さが若干足り無さそうな感じもします。
ケースの製品仕様上は高さ30~35mmで伸縮するような記載がありますが、あまり伸縮性があるようには感じません。
際に収納してみるとこんな感じです。
モフモフを若干潰すことになってしまいますが、収納は特に無理することなく蓋を閉めることができました。
途中までジップを閉めた様子です。
特段無理して閉めようとしていない感じ(ジップがゆがんだり、蓋が膨らんだりしていない)が伝わりますでしょうか。
ただし、先ほど紹介したケースと比較すると、こちらの方がモフモフを潰している感は若干強くなります。
また、ケースは小型で便利ではあるのですが、こちらは仕切りや内ポケットが一切無いので、前述したシューカバー等の細かいパーツを仕舞う際に若干不安に感じてしまいます。
大きさも先ほど紹介した物とそこまで大きくは変わらない印象です。
まあ、高さの差(厚み)が結構あるので、実際の鞄への仕舞い易さなんかは違いが出てくるとも思っていますが。
ということでケースそれぞれの長所短所があると思うので、現状は状況に応じて使い分けています。
マイクの使い分けや購入した経緯について
ECM-B10とECM-G1(更に付け加えるとECM-B1も)、どれを買おうか迷う方も多いかと思いますが、マイク自体のレビューについては今の所する予定が無いので期待しないでください(笑)
ぶっちゃけ動画や音声については現状全然知識が無く、まともに比較・レビューできる自信がありません。
今の編集環境はヘッドホンも付けずにスピーカーからの音を雑に聞きながら行っているレベルですので、音質の違いなんかも気づける環境じゃないと思います(笑)
自分がマイク欲しくなった状況としては、屋外の風の音と自分の声や鼻息なんかを低減させたいからくらいの動機で、折角買うならケーブルレスで手軽に録れて評判も良いSONY純正のこのシリーズのどれかを、といった軽い理由だったと思います。
それで「どうせ買うなら指向性や音量調整もできるECM-B1を」と思って購入したものの、
- 自分のカメラをCapture※にぶら下げて持ち歩くスタイルではマイクの高さがありすぎて、非常に気を使う
- インタビュー等はしない(自分の声が必要ない)ので、指向性を変える機会がほぼ無い
- ぶっちゃけ現環境では音の良し悪しがわからない
こんな理由から、より小型なECM-G1を買い足したという経緯があります。
※Captureについてはこちらで紹介しています。
とはいえ、ECM-B10を手放す気は無く、
- 室内や家族が犬の面倒を見ていて自分が撮影に集中できる場面ではECM-B10
- 自身で犬を散歩させながら撮影する等の場面ではECM-G1
こんな感じで使い分けようと思っています。
おまけ(愛用の照準器(ドットサイト)との大きさ比較)
おまけとして、自分が野鳥撮影時にカメラに付けっぱなしにしている照準器(ドットサイト)との大きさ比較も載せておこうと思います。
カメラにほぼ付けっぱなしで、そのまま鞄に仕舞ったりしても、自分の中でギリギリ気にならない大きさがこの照準器くらいという大体の基準があります。
使用している照準器はホビーズワールドというお店の"Swift Ⅱ"という小型で折り畳める製品です(現在は販売終了)。
Swift Ⅱが断然高さが低いですね。
折り畳みを解除し、使用状態にして比較してみます。
こうするとECM-G1との高さはあまり変わらなくなるのですが、自分の中ではこの僅かな差が結構痛かったです。
というのも、Swift Ⅱの上に置いてある100均で買ったケースには、ECM-G1はギリギリ入らないんですよね。
こんな感じで少し頭が飛び出てしまい、蓋をすることができません。
写真は折り畳んだ状態で収納していますが、Swift Ⅱは折り畳みが解除された場合でも収まります。
正直ECM-G1がこれに収まってくれるなら、わざわざ専用にケースを買うことも無かったんですけどね。
ちなみに、どっちにしろ前述した防振構造により無理なのですが、大きさという観点だけで見ると、ECM-G1の大きさは、個人的にはカメラに付けっぱなしでもほぼ気になりません。
ECM-B10はやはり気を使います。
※Swift Ⅱの紹介ページはこちらです。
終わりに
ケースの紹介は以上となります。
マイクのレビューは当面できる気がしませんが、アクセサリー類の紹介なら多少は役に立つかなと思いシェアしました。
少しでもご参考になれば幸いです。
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